本日ちょっと、お休み。かわりに駄文を。
最近の新卒は「少しは自分で考えろ」って言われるのがめちゃくちゃ嫌い、その理由が正論すぎてSNS上で物議を醸してしまう
https://you1news.com/archives/117933.html
中間管理職層の悲哀「見たことも聞いたこともないのにできるわけないよ!!」 - Togetter [トゥギャッター]
https://togetter.com/li/2413561
仕事だからこそ、先輩は新人に効率のよい教育をしなければならない。「考え方」をあらかじめ教えてあれば、この「少しは自分で考えろ」というのは正解になります。しかし、考え方を教えていないのであれば、新人は自分で考え方を探すための長期間の独習期間が必要であり、それはお互いに効率が悪いので仕事としては不正解になります。
で、この「考え方」はマニュアルでは省かれていることが多い。だからマニュアルを読んでも「考え方」は身につかない。新人が「マニュアルを読ませろ」という主張をするのは、この意味で不正解になります(そもそもマニュアルのある仕事というのも贅沢な部類ですが)。
であるなら、考え方までマニュアルに記載するか、先輩が新人にそこだけは教えるかすべきだろうが、実際には教えた気になって、ぜんぜん教えていない先輩や、先輩も考え方を知らない(2つめの記事の「中間管理職層の悲哀~」にそのへんの事情が書いてある)場合が多い。
学校も、大学になってはじめて「考え方」を教えてくれる。高卒の人間に仕事を教えるのが難しいのはこのため。少子化で人材不足なのだから、高校ないし中学で、大学レベルの「考え方」を教えるべきなのだろう。しかし、大学で学んだ人でも「考え方」が身についていない人も多いわけで、高校や中学で教えたところで身につく人は少数だろうなとは思う。考えるって難しいことなのだから。
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