最近は、ジャンプマンガの「ルリドラゴン」とか「ヒロアカ」とか「呪術廻戦」とか学校のでてくるマンガを面白くよんでいる。
どこが面白いかといえば、昭和の頃の学園ものは体罰上等な教師と喧嘩っぱやい学生がデフォルトだったが、令和の学園ものは教師も学生もコンプラに遠慮して気遣いをして争いの芽を潰そうとする。野蛮国と文明国くらい違って、まるで別物だ。
昭和と令和で風邪を引くくらい作品の温度が違う。わかりやすくいうなら、昭和のマンガの代表がデビルマンとする。デビルマンは悪魔と人間のハーフが学校や社会とどうつき合っていくかというストーリーで、バイオレンス要素ばかりが目立った。
一方、令和のマンガの代表がルリドラゴンとするとドラゴンと人間のハーフが学校や社会とどうつき合っていくかというストーリーになっているが、バイオレンス要素はほぼない。テーマが似ているのに、風邪を引きそうなほど作品の空気が違うのはなぜだろう。ついでにいえばどっちも少年マンガなんだよね、これ。
で、ここまで感性が違うともう会話が成立しないレベルになるが、社会で昭和と令和に会話が成立しているのって、たぶんコンプラ意識のある令和のほうが昭和に話を合わせてあげてるんだろう。ほとんど家庭内介護のノリだ。
それはともかく、体罰や喧嘩っぱやいのはバイオレンスでマンガ的にエンタメになるというのはよくわかるんだが、令和の気遣いがエンタメになるというのがヒロアカやルリドラゴンの面白いところ。島耕作とか美味しんぼのような青年誌のマンガでやってた社会系のマンガの筋運びを学生向けにやってるわけだ。そりゃ読者も大人っぽい感性になるわ。
だからといって、この話の主題は、最近の若者は~とか、老害は~とかいう話ではなく、単純にその変化が面白いよねってことにある。どっちも読んでいる人間からすると、デビルマンを読んでからルリドラゴンを読むことをおすすめする。人外であることに悩むという似たようなテーマでなんでここまで違うのかと比較して読むことで得られる面白さがそこにあるから。
2026年3月20日金曜日
ルリドラゴンとデビルマンを比較しよう
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